安全衛生管理者のつぶやき-No.03
2015.11.11
「ヒヤリハット」とは?
ハインリッヒの法則(1:29:300)
これはアメリカの技師であるハインリッヒが発表した法則で、
労働災害の事例の統計を分析した結果、導き出されたものです。
「1件の重大災害(死亡・重傷)が発生する背景に29件の軽傷事故と
300件のヒヤリハットがある。」という警告として、よく安全活動の中で
出てくる言葉です。
いつもやっている事だから…今まで平気だったので…という不安全行為が、
いつヒヤリハットを飛び越え一気に重大事故になるかも知れません。
この比率は、非常に高い確率で重大事故を招く事を示唆しています。
いつやって来るか分からない災害を未然に防ぐには、不安全な状態や行為を
認識し、ヒヤリハットの段階で地道に対策を考え、実行(良い習慣として身につける)
していく事が重要です。
ヒヤリハット=無傷害事故です。